ログイン   【モバイル版】ログイン   資料お申込み

職場モチベーションラボ
▶Workplace Motivation Laboratory

Job Crafting(ジョブ・クラフティング) 「やらされ感」から「やりがい」へ

「ジョブ・クラフティング」という言葉を知っていますか?
「ジョブ・クラフティング」とは、従業員一人ひとりが、仕事に対する認知や行動を自ら主体的に修正していくことで、退屈な作業や“やらされ感”のある業務をやりがいのあるものへ変容させる手法のことです。
米国イェール大学経営大学院で組織行動論を研究するエイミー・レズネフスキー准教授とミシガン大学のジェーン・E・ダットン教授により提唱された「ジョブ・クラフティング」は3つの方法から構成されています。

1)社会的な交流の質や量を見直す  人間は本能的に他人と意味のある関係を結ぶことを欲します。顧客や上司、同僚などとの関わり方を積極的に変え、その幅も広げていくことで、仕事の手応えをより強く実感でき、業務の進行もスムーズになると考えられます。
2)仕事の意義を広げる  仕事の意味に対する意識を修正します。自分が担当している業務の目的や貢献度を、高次の視点からより広く俯瞰的に捉え直すことで、喜びを感じにくい仕事にも、やりがいをもって打ち込めるようになると考えられます。
3)仕事のやり方や範囲を見直す  職場の慣習や前例にとらわれず、より楽しく取り組めるように仕事の内容をすすんでアレンジすることを考えます。自分の強みや関心を取り込みながら、主体的かつ柔軟に自分の工夫やアイディアを実践してみると、それがやりがいのきっかけに。

同じ仕事でも感じている意義の違いでストレス、作業効率、充実感は全く違うものになります。
仕事の本質を見抜き、モチベーションを上げてみてはいかがでしょうか?

出典:ジョブ・クラフティング(日本の人事部:用語集)

職場モチベーションラボへ戻る