オフィスレイアウトでモチベーション向上
オフィスデザイン施策を実施している企業は16.3%と少ない中、オフィスデザインは社員のモチベーション、創造性、社員間のコミュニケーションにプラス効果と指摘する回答が6割以上存在します。
また、コストをかけてでもオフィスデザイン施策を実施すべきとの意見が半数以上存在します。
しかし、オフィスデザイン施策も注意が必要です。 最近、オープンオフィスが流行していますが、調査によると、パーティションで区切られたスペースで働く約60%と、オープンオフィスで働く約50%の人々にとって、音に関するプライバシーの欠如が最もストレスの溜まる問題となっているそうです。
さらに研究者によると、オープンオフィスで働く人々の方がパーティションで区切られたスペースで仕事をこなす人たちよりも音の問題に悩む割合が少ないのは、パーティションがないのでどこから音が発せられるのか分かるため、と言います。 オープンオフィスもコミュニケーションの面では有効な手段なのですが、プレゼンティーズムを発生させる温床となる危険性もあります。 狭い日本では、非常に悩ましい問題ですね。 出典:オフィスデザインに関する調査、オフィスデザインの工夫は、社員のモチベーション向上、コミュニケーション強化に有効(NTTコムリサーチ) 出典:Cubicles Are the Absolute Worst – Sarah Green (Harvard Business Review)